2019年4月9日、500円玉のデザインが新しくなると発表がありましたね!

 

現在検討中のデザインを見ると見た目が旧500円玉と全く違うのが分かります。

 

見た目は違いますが、その材質や作り方に違いはあるのでしょうか?

 

そこで今回は『令和6年発行予定の新500玉と旧500円玉の違い』について深堀りしていきます。

 

【令和の記念硬貨セットについて】

令和元年には記念硬貨セットが販売されます。

 

令和記念硬貨セットの販売開始日や価値は以下の記事で解説しています。

 

関連:令和元年の硬貨セット販売の開始日は?発行枚数や価値についても解説!

 

 

令和6年発行の新500円玉と旧500円玉の違いは何?

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新500円玉と旧500円玉は主に材質と作り方が全然違っています。

 

そこで次の項目では、特に違いが分かる材質と作り方について比較してみました。

 

新500円玉の材質について

 

関連:令和は平成のお金(旧札・旧500円玉)を自販機や券売機で使えない?支払いやATMもNG?

 

新500円玉は金色と銀色の2色に分かれていますが、これは複数の金属が使われているからです。

 

複数の金属を用いて硬貨を製作した硬貨を「バイカラー・クラッド貨幣」と呼びます。

 

4月9日午後12時の時点では材質が公表されていないため、ここでは同じ技術を使っている、ヨーロッパの1ユーロの材質から推測してみました。

 

ユーロ圏諸国では1ユーロに

  1. 白銅
  2. ニッケル黄銅

の2種類の金属を使っています。

 

新500円玉も真ん中が白いことから、中央部分には白銅を使っていると考えられます。

 

さらにその他の部分が黄色がかっていることから、周囲にはニッケル黄銅を使用していると推測します。

 

旧500円玉の材質について

 

関連:令和元年のお札(紙幣)は人物肖像デザインが変更?選定基準理由についても解説

 

ここでは1982年~1999年までに発行された500円玉と、2000年に発行された500円玉の両方の材質について説明します。

 

(この項目のみ便宜上、1982年発行のものを”昭和500円玉”、2000年発行のものを”平成500円玉”と呼称します)

 

昭和500円玉には銅が75%、ニッケルが25%使われていた白銅製の硬貨でした。

 

白銅製とは銅が主体でニッケルを10%~30%含んだ合金のことです。

 

これは現在の100円玉にも使われており、見た目が銀色をしています。

 

一方で平成500円玉の材質は銅が72%、亜鉛が20%、ニッケルが8%含まれたニッケル黄銅製(洋白)に変更されています。

 

ニッケル黄銅製は銅、亜鉛、ニッケルを含んだ合金のことで、基本的に銅の含有率が50%を超えているものです。

 

新500円玉の作り方について

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新500円玉にも使われている「バイカラー・クラッド貨幣」の作り方を解説していきます。

 

バイカラー・クラッド技術は、まったく違う種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込みます。

 

この技術が名前にも使われているクラッド技術です。

 

このクラッド技術を使うことで金属の円板が完成します。

 

今度はそれと違う金属で製作されたリングの中にはめ込みます。

 

これがバイカラー技術です。

 

そのようにして新500玉や1ユーロのような「バイカラー・クラッド貨幣」が完成しています。

 

旧500円玉の作り方について

 

関連:令和ブームは騒ぎすぎでネタに飽きた?いつまで続くのか今後についても

 

500円玉以外にも、すべての硬貨は造幣博物館敷地内にある貨幣課工場制作されています。ここでは主に

  1. 成形
  2. 圧印
  3. 検査
  4. 袋詰め

が行われています。

 

旧500円硬貨を制作するために、成形工場に素材として使う金属が運ばれます。

 

旧500円玉の材料に使われているニッケル黄銅は、最初の段階では薄く板状に巻かれて”コイル”と呼ばれています。

 

ガムテープを思い浮かべるとコイルがどんな形になっているか想像しやすいです。

 

もともと薄い板状のコイルを圧延板を使って、旧500円玉の厚さに加工します。

 

そして圧穿機を使い私たちがよく知っている丸い形に打ち抜いています。

 

次に登場するのは圧縁機です。

 

圧穿機では硬貨に模様をつけやすくする役割があります。

 

次は焼鈍炉です。

 

焼鈍炉を通すと硬貨を加熱して圧印加工しやすくなります。

 

そして最後は洗浄・脱水・乾燥機を通して油などの汚れを落とし、脱水して乾燥させます。

 

その後は計数機で個数を確認して圧印工場に運ばれます。

 

この圧印工場でおなじみの模様が刻印され、様々な検査や袋詰め作業を行ってから一般に流通しているのです。

 

まとめ

・令和6年に流通する新500円玉と、平成の旧500円玉では作り方や材質が異なる。

 

・新500円玉は中央部分が白銅、その他部分にはニッケル黄銅を使っていると考えられる。

 

・新500円玉を作るには、バイカラー技術とクラッド技術という高度な技術が活用されている。

 

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