古泉一樹はSOS団の副団長を務めている、いつも笑顔で誰とでも敬語で話す好青年風な男です。

しかしいつも笑顔でいるためなんかうさん臭いですよね…。

その様子からどこか演技っぽく感じますが、果たして古泉一樹は本当に演技を行っているのでしょうか?

この記事では『古泉一樹の笑顔や性格は演技なのか・字が汚い理由・正体や本性を考察」について解説していきますね。

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目次

【涼宮ハルヒの憂鬱】古泉一樹の笑顔や性格は演技なのか


結論からいうと古泉一樹が作中で見せている笑顔や性格はすべて演技です。後述しますが、古泉本人の口から「演技であること」が語られています。

しかし一体なぜ古泉は本来の性格を封印して演技を行っているのか。

それでは次の項目から古泉が演技を続けている理由などについて深堀していきますね。

古泉一樹は涼宮ハルヒがもつ超能力者のイメージを再現している

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古泉が作中で見せている笑顔や敬語などの性格は、ハルヒが持つ「超能力者とはこうあるべき」というイメージの再現です。

原作ではハルヒが持つ超能力者のイメージについて細かい描写はありません。

しかし、古泉の演技から推測するとハルヒは次のようなイメージを、超能力者に対して持っている可能性があります。

ここがポイント!

涼宮ハルヒが持つ超能力者へのイメージ
  1. いつも笑顔を絶やさない
  2. どこかミステリアスで不思議な雰囲気を出している
  3. 誰に対しても丁寧に接する
  4. 頭の回転が早く天才的な頭脳を持っている

つまり古泉は上記のような、「ハルヒのイメージ通りの超能力者を演じる必要がある」ということです。

古泉一樹が演技を続ける理由

古泉が本性を隠して演技を続けている理由は「ハルヒの機嫌を損ねてはいけないから」です。

もしハルヒの機嫌を損ねてしまうと、彼女はストレスによって無意識のうちに閉鎖空間を生み出してしまいます。

閉鎖空間とはハルヒのメンタルが不安定になると表れる空間です。また閉鎖空間をそのまま放置していると、いずれ現実世界と入れ替わります。

ハルヒの無意識での暴走を食い止めるのが、古泉も所属している『機関』という組織の役目です。

つまり『機関』にとって最重要な任務は「涼宮ハルヒがストレスを感じないように監視する」ということ。

そのため古泉はハルヒを刺激しないように”イエスマン”を貫いています。古泉はハルヒの発言を否定したり、自分の意見を積極的に言ったりしないのです。

また「孤島症候群」で古泉が夏休み合宿の企画を立てたのは、ハルヒを飽きさせずメンタルを平常に保つためでした。

原作6巻『涼宮ハルヒの動揺』でキョンにだけ本音をこぼしていた


古泉も人間なので演技を強制される毎日に不満をいだいています。

毎日毎日ハルヒの機嫌をとって、自分は本性を出さないように気を使う生活なので、不満をいだくのは当然ですよね…。

そのためシリーズの6巻にあたる『涼宮ハルヒの動揺』では、次のようにキョンにだけ不満をこぼしていました。

※セリフは一部脚色しています。

ここに注目!

古泉の本音

「そろそろ人畜無害な仮面を脱いで、固定されているこのキャラを一新したくなりますよ。同級生相手に敬語を使うのも疲れます」

古泉が上記のような発言をしたのは冬休みの最中でした。

つまり古泉は入学した5月から、冬休み突入までの約半年間ずっと演技を続けていたことになります。

機関の任務のためなので仕方ないとは思いますが、これだけ長期間努力している古泉には同情できますね…。

キャラソンでも笑顔は演技だと暗示していた

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古泉の声優を務めているのは人気声優の小野大輔さん。

小野さんは古泉一樹名義で、「まっがーれ↓スペクタクル」というキャラソンを、ハルヒ1期終了後に発表しました。

古泉はアニメ内では「自分の笑顔は演技によるもの」とは明かしていません。『涼宮ハルヒの動揺』のエピソードはアニメ化されていませんからね。

しかしキャラソンには「笑顔は癖のような感じ」という歌詞が出てきます。

キャラソンの歌詞を見てみると、この時点からすでに「笑顔は演技のため癖になっている」と、密かに暗示していたということです。

当時から原作を読んでいた人は古泉が演技をしていると知っていたと思います。しかしアニメだけ見た人は知らないはずです。

発売当時にこのキャラソンを聞いて、「古泉の笑顔は演技だった」と気づいた人は果たして何人いたのでしょうか(笑)

【涼宮ハルヒの憂鬱】古泉一樹の字が汚い理由

古泉の笑顔や性格はたしかに演技ですが、その雰囲気からとても綺麗でていねいな字を書きそうなイメージがありますよね。

しかし古泉が書く字はふだんのイメージとは正反対の”乱暴な悪筆”です。

古泉の悪筆はシリーズ3作目の『涼宮ハルヒの退屈:笹の葉ラプソディ』で判明しました。

実際に古泉が書いた字を見たキョンは「意外に乱暴な筆致」だと評しています。

ちなみにハルヒは豪快な文字、みくるは可愛らしい丸文字、長門はパソコンのような明朝体を書いていました。

どことなく本人たちの性格と筆跡が合致しているような気がしますね!

ではなぜ古泉は乱暴な悪筆で文字を書いていたのか。

古泉は演技を貫き通せるので筆跡もハルヒのイメージを損ねないようにするはずです。

それでは次の項目からは古泉の字が汚い理由と、乱暴な筆跡で字を書く人の本性を見ていきましょう!

筆跡には本当の性格が表れる


古泉の筆跡が乱暴な理由は「筆跡には本当の性格が表れるから」です。

つまり古泉の本性はワイルドでガサツな可能性が考えられるということ。

また実際に筆跡からその人の性格や心理を分析する「筆跡学」という手法があります。

筆跡学とはその名の通りはね・止めなどの文字の書き方、文字の大きさから判断するのです。

筆跡学という手法が存在していることからも、筆跡を簡単にしかも無意識に意図したものに変えるのは、なかなかできることではありません。

そのため古泉は無意識のうちに、ふだんの筆跡で書いてしまったのではないか?と私は考えています。

汚い筆跡で字を書く人の本性

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それでは古泉のように汚い筆跡で文字を書く人の性格を見ていきましょう。

ここに注目!

汚い筆跡で文字を書く人の性格や特徴
  1. せっかち
  2. わがまま
  3. 子供っぽい
  4. 自由が好き
  5. 整理整頓が苦手
  6. 喜怒哀楽が激しい
  7. 短気
  8. 粗野でガサツ

もちろんすべての人に上記の特徴が当てはまるのではなく、あくまでも一例ということです。

しかし上記の特徴の中に古泉が原作で見せた本性と合致している部分があります。

合致している特徴とは「喜怒哀楽が激しい」という性格です。

実際に古泉は原作でふだんの姿からは想像できない行動をとったことがあります。

それでは次の項目では古泉が喜怒哀楽が激しい性格だとわかるエピソードを紹介しますね。

【涼宮ハルヒの憂鬱】古泉一樹の本性・正体は喜怒哀楽が激しい可能性がある


古泉はシリーズ10作目『涼宮ハルヒの驚愕』

  • 未来人の藤原
  • 宇宙人の周防九曜
  • 未来人の朝比奈みくる(大)

に対してかなり激しい憎悪を見せていました。

その理由は古泉は「地球は現代人のもので未来人のものではない」と考えているからです。

古泉はふだんと同じ雰囲気でしたが、その憎悪はキョンもすぐに「相当怒っているな」とわかるほどでした。

そして怒りが限界を超えた古泉は、超能力で生み出したバレーボール大の赤い球体を、彼らに投げつけています。

そのときの爆発の衝撃は凄まじくSOS団部室の窓が窓枠ごと吹き飛んでいました。

つまり古泉はそれほど激しく怒っていたということです。

アニメではあまり分かりませんが、原作を読んでいるとたびたび古泉の本性が、垣間見えるときがありますからね。

個人的にはこの事例が最も古泉の本性を表していると考えています。

まとめ

古泉一樹の笑顔や性格は演技である。

・古泉が演技を続ける理由は「ハルヒが持つ超能力のイメージを再現するため」だ。

・古泉の字が汚い理由は「筆跡には本来の性格が表れるから」である。

古泉の本性や正体は喜怒哀楽が激しい可能性がある。

 

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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

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