『思い出のマーニー』は杏奈がマーニーと繰り広げる物語です。
この作品では杏奈という少女が主人公なのですが、杏奈のことが「嫌い」「性格悪い」と感じる人がいます。
なぜ杏奈が嫌いだと感じる人が多いのでしょうか?
この記事では『杏奈が性格悪いし嫌いと言われる理由』について深堀していきますね。
SponsorLink
目次
【思い出のマーニー】杏奈はうざいし性格悪いクズ?嫌いといわれる理由を考察
次に記載しているツイートのように、杏奈に対してあまり良くない印象を持っている人がいました。
主人公なのにこれだけ嫌われているのはなぜか、次の項目から見ていきましょう。
話しかけてくれた信子に太っちょ豚という
個人的にはこれが特に杏奈の嫌な性格が表れている場面だと思いました。
下記にも記載していますが、この悪口について不快に思った人が他にもいるようです。
『思い出のマーニー』@有楽町試写会。ジブリは『魔女の宅急便』以来25年振り2回目。何を描きたかったのか不明な脚本だが、美術、音響等はよい。謎の少女マーニーは幽霊だと思ってたが意外な結末に軽く驚く。主人公の杏奈は中二病の夢遊病患者にも見える。他人に太っちょ豚なんて言っては駄目だよ。
— くまねこさん (@nodatetu) July 12, 2014
太っちょ豚はねーだろ!
出典:ヤフー映画
今日は思い出のマーニー観ました!めっちゃよかった〜〜!なんならジブリの中で上位かもしれない…綺麗にきちんとハッピーエンドだった気がするし、伏線回収が綺麗だったし、ノブコが最初から真理を知っていていい女だった…太っちょ豚は酷い
— 邑(ユウ) (@PHLXyu) June 23, 2019
七夕まつりに参加することになった杏奈は、短冊に願い事をかいて笹の葉に結びつけようとしていましたね。
そこで信子が登場して話しかけてくれたのですが、あろうことか信子に「太っちょ豚」とみんなの前で悪口を言いました。
杏奈は願い事を勝手に見られたこと、気にしている青い目のことを言いふらされたのが、気に障ったのだと思います。
ですが杏奈が青い目を気にしていることも信子には分かりません。そのため、信子はただ純粋な褒め言葉として「綺麗な青い目」と言ったのです。
しかしさすがに大勢の前で「太っちょ豚」は言い過ぎですよね…。せっかく気を使って話しかけてくれたのに…。
悪口を言われたその場では平然としていましたが、母親によると家に帰って泣きはらしたそうなので、相当こたえたのでしょう。
信子も自分のスタイルを気にしているのかもしれませんし、何より友達の前で悪口を言われると誰だって泣きそうになるので。
杏奈にも思うことはあったのでしょうが、他人の見た目をけなすのは人として本当に良くないことです。
ネガティブすぎる
>>『思い出のマーニー』はやたらエモい。ただしヒロインの杏奈はヒステリックな怒りをぴりぴりと先鋭化させた少女になっており、「現代っ子」的変換だとしてもJ・G・ロビンソンの原作からすると解釈が暗すぎる。このネガティブな要素は最も賛否が分かれるところでないか。
— バンビ (@gourthivoc) July 23, 2014
杏奈はジブリ作品の主人公には珍しく、かなりネガティブな性格をしています。
杏奈がこのようにネガティブになって自分を責め続けるのは、幼少期の不幸な生い立ちが原因の可能性が高いです。
しかし私は「主人公なのにさすがにネガティブすぎる」と思ってしまいました。
杏奈は自分に自身がなく、物語が始まってすぐに「私は私が嫌い」と言っています。
ネガティブでも「こんな状況を変えよう!」というように、自分を変えるために努力しているなら、視聴者も応援したくなるものです。
しかし杏奈はずっと落ち込んでばかりで他人を寄せ付けず、自分の殻に閉じこもっています。
ネガティブな性格や自分の殻に閉じこもることが悪いとは言いませんが、作品の主人公としてはあまり好感が持てませんね。
育ての親を信用していない
SponsorLink
杏奈は育ててくれている頼子のことをまったく信用していません。
育ての母親に対しても心を開かずに、どこか他人のように思っていることが分かります。
実際に「お母さん」と呼ばずに「おばさん」と呼んでいますからね。
杏奈も頼子が養育費として、お金をもらっていることにショックを受けたのだと思います。
お金をもらっているのが事実だとしても、それは杏奈を育てるために必要な養育費です。
決して自分の私利私欲のために使っているのではありません。
また頼子は杏奈に対してひどいことをしたり、邪険に扱ったりしていませんよね。
頼子は血がつながっていなくても、色鉛筆をプレゼントしてくれるなど、杏奈のことを思って実の子供のように接していました。
にも関わらずここまで信用もしない、心も開かない、他人行儀だとさすがに頼子が可愛そうに思ってきます…。
マーニーにしか優しくしない
基本的に杏奈はマーニーにしか優しくしませんし心を開きません。
杏奈は他の人に心を開かないため、同年代の子とも積極的に関わろうともしません。また気を使って話しかけてくれたとしても、大勢の前で悪口をいう始末です。
しかし杏奈はマーニーにだけは心を開いて優しくしていました。
視聴者の中には次のようにこの「マーニーにしか優しくしない」部分に不満を持っている人もいます。
改めて思う
思い出のマーニー見てるんだけど、杏奈って女ムカつくな
マーニーにしか優しくしないとか
最初は嫌いとかなかったけど
こんな友達要らないわ←言い過ぎ
(*ノД`*)タハッ— 恵那☆魔法使い&浄化歌手 (@d9387ab70019485) July 4, 2019
これはあくまでも私の考えですが、杏奈は“優しくする人を選んでいる”のではないでしょうか。
マーニーに優しくできるなら、すべての他人を排除しているわけではないと思うからです。
排除するならマーニーとも交流はしないと思います。
もちろん現実の私たちも人を選ぶというか、自分と気の合う友達と交流を重ねていますよね。
ですが杏奈のように“気に入らない人を徹底的に排除”なんてしないと思うので。
しかも自分のことを気にかけてくれた人に、ここまでひどい悪口は言いませんよね。
このことから杏奈の中では「優しくする人・徹底的に排除する人」で、なにかの線引きがされているのだと私は考えています。
まとめ
・『思い出のマーニー』の主人公である杏奈を「嫌い」「性格悪い」と感じる視聴者がいる。
・私は杏奈が嫌われている理由は次のような性格だからだと考えた。
- 話しかけてくれた信子に太っちょ豚という
- ネガティブすぎる
- 育ての親を信用していない
- マーニーにしか優しくしない
他にはこんな記事も読まれています!
⇒【思い出のマーニー】杏奈のヘアピン(髪留め)はどこで買える?通販では購入可能なのか
⇒【思い出のマーニー】信子のカッターの刃発言は嘘?なぜ言ったのか理由や意味を考察
⇒思い出のマーニーは声優が棒読みで下手?なぜ演技がひどいのか理由についても
⇒【思い出のマーニー】日記が破られている理由はなぜ?破った人は誰なのか考察
⇒【思い出のマーニー】ボートのおじさんの正体は何者?といち(十一)とマーニーの関係についても
⇒【思い出のマーニー】疑問点やモヤモヤが残るポイントの解説記事まとめ!
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
SponsorLink