アニメ映画「美女と野獣」では悪役としてガストンというキャラが登場します。

ガストンは映画終盤で野獣と戦いましたが、お城の上から落ちたあとは登場しませんよね。

その後ガストンはどうなったのでしょうか?もしかして死亡してしまった可能性も…。

この記事では『ガストンの最後は死亡したのか・その後はどうなったのか』について解説していきますね。

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目次

【美女と野獣】ガストンはラストに死亡した?その後はどうなったのか?


ガストンは映画終盤で高いお城の上から転落しますよね。

ですが明確に死亡について描かれていない以上、

  1. 死亡説
  2. 生存説

の2種類の可能性が存在することになります。

そこでディズニー公式サイトではどのように説明しているのか、私自身はどのように考えているのかをお話していきますね。

ディズニー公式サイトではガストンの死亡について明確に記載していない

ディズニー公式サイトのプロフィールでは「死亡した」という表記はされていませんでした。

ガストンの最後はかなりのネタバレになります。また「死亡」という悲惨な展開なので、子供たちに配慮したのかもしれません。

ガストンは最後に死亡した可能性が高い

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個人的にガストンはお城から転落して死亡したのではないか?と考えています。

その理由は「あの高さから転落して無事に一命を取り留める可能性は低い」からです。

作中では野獣のお城の高さに関する情報は判明していません。ですが野獣が住んでいるお城にはモデルがあります。

モデルとなったお城はフランスにある「シャンボール城」というお城です。

シャンボール城は高さがなんと56メートルもあります。高層ビルに例えると、20階ぐらいの高さと同じぐらいですね。

そこでモデルになったシャンボール城と同じ高さだと仮定します。

ガストンは魔法などの不思議な力を使う人物ではなく、あくまでも「小さな村にすむ怪力が自慢の一般男性」です。

もちろんふつうの人間が56メートルの高さから転落して無事なわけがありませんよね。

そのため私は「ガストンはお城から落ちて死亡した」と考えています。

ガストンのその後はどうなったのか


私自身は「ガストンは完全に死亡している」と考えています。

ですがディズニーファンの中には、ガストンのその後について、次のように予想している人もいました。

ここに注目!

ディズニーファンによるガストンのその後の予想

お城から転落したガストンは運良く一命を取り留めた⇒しかし入院生活が必要になった⇒今までの自分を深く反省してベルに謝罪する⇒改心したガストンを見たベルは王子と別れてガストンと結婚する

作中で明確に死亡したことが描かれていないので、「ガストンは生きている!」と考える人もいるのは当然のことです。

しかし私は上記の予想にはあまり納得できません…。

その理由は「いくら改心したとはいえ、今まで散々迷惑をかけてきたガストンをベルは好きにならない」と思ったからです。

ガストンはかなりの自信家でうぬぼれ屋のため、何度断られてもベルを口説いていました。

ベルは本当に嫌そうにガストンをあしらっていましたね。

そのため「ガストンが改心したぐらいで、”真実の愛”を見つけた王子と簡単に別れるのか?」と私は考えているからです。

もちろん考え方や予想の仕方は人それぞれなので、ディズニーファンの予想を否定しているわけではないですよ!

ガストンはもともと別の最期を迎える予定だった


映画でのガストンは”転落死”という最期を迎えていますが、実は物語の構想段階では、まったく違う最期を迎えるはずでした。

しかも予定されていた最期は転落死よりもかなり悲惨なものとなっています…。

それでは当初はどのような設定だったのかを見ていきましょう。

構想段階では転落後にオオカミの餌食になる設定があった

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アニメ映画では「お城から転落して死亡する」という描かれ方をしていました。

しかし構想段階では「お城から転落して一命を取り留めたあと、オオカミの餌食になる」という設定だったのです。

このような設定が構想された理由は「ガストンは狩人なのでたくさんの動物の命を奪ってきた」から。

上記の設定は「今まで命を奪ってきた動物に逆に命を奪われる」といった、報いを受けるような最期にするという狙いがあったからです。

当初は本当に上記のような最期になる予定でしたが、さすがに子供の視聴者も多いディズニーで、こんな悲惨で残酷なシーンは放送できません。

最悪は子供たちにトラウマを植え付けてしまう可能性も高いです。

そこで転落するシーンだけ残してオオカミのシーンは削除することになりました。

もしガストンが当初の予定通りの最期を迎えていたとすると、「美女と野獣」の評価が現在とはまったく違ったものになっていたかもしれませんね…。

餌食になる設定は「ライオンキング」に応用されている


”ガストンがオオカミの餌食になる”という設定は、完全に没になったのではなく、別の作品に応用されています。

その作品が人気映画「ライオンキング」です。

「ライオンキング」ではラストに悪役のスカーが、崖から転落して仲間だったハイエナに食べられるという最期を迎えています。

これはガストンの最期として考えられていた設定を応用しているのです。

「美女と野獣」はガストンの葬式シーンで終わるはずだった?


「美女と野獣」の都市伝説として、”物語の最後はガストンの葬式シーンで終わる予定だった”という話が出回っています。

しかしこの話はまったくの嘘でジョークサイトを翻訳したものにすぎません。

つまり公式では、「ガストンの葬式」に関するシーンを描く予定は最初からなかったということです。

ガストンが転落死する直前の目に写ったドクロの意味


映画を見ていて気づいた人もいると思いますが、ガストンが転落死する直前に、彼の目にドクロのようなものが写っているのです。

ディズニーはどのような意図や考えがあって、ガストンの目の中にドクロを描いたのか。

そこでガストンの目のドクロの意味を見ていきましょう。

死亡することの暗示

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私はガストンの目に写ったドクロは「死亡することの暗示」だと考えています。

つまり目の中のドクロは間接的に悪役が死亡することを表現しているのです。

よく見ないと分からないほど細かい部分ですが、間接的に描くのはいかにもディズニーらしい表現方法だと思いました!

昔のディズニー作品は悪役が悲惨な最期を迎えることが多い

現在のディズニー作品にはあまり当てはまりませんが、過去の作品では悪役が悲惨な最期を迎えることが多かったです。

そこで作品別による悪役の最期を次の表にまとめてみたのでご確認ください。

ここに注目!

各ディズニー作品ごとの悪役の最期
公開年 作品名 悪役名 悪役の最期
1937年 白雪姫 魔女 転落死
1990年 リトル・マーメイド アースラ 船が激突して落雷が直撃
1994年 ライオンキング スカー 崖から転落後にハイエナに食べられる
1998年 ムーラン シャン・ユー 爆発に巻き込まれる
1999年 ターザン ジョン・クレイトン ツタが首に絡まる
2004年 ミスター・インクレディブル シンドローム 飛行機のジェットエンジンに吸い込まれる

ちなみに2004年に公開された「ミスター・インクレディブル」は、あまりに最期が残酷すぎて親の了承が必要だったほど。

現在では上記のような残酷な最期を遂げるシーンはなくなっています。

まとめ

・直接的には描かれていないがガストンは最後に死亡した可能性が高いと私は考えている。

・ガストンのその後について「生きている」と予想するファンもいる。

・美女と野獣は「ガストンの葬式シーンで終わる」という都市伝説は完全にデマだ。

・ガストンの目に写ったドクロは「死亡することの暗示」だと私は考えている。

 

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