公開から20年以上が経っても、不朽の名作として人気がある「美女と野獣」。

最後は野獣が真実の愛を知って人間の姿に戻る結末です。

しかしそのラストに「納得いかない」「モヤモヤする…」という意見もあります。

そこでこの記事では『美女と野獣の結末に納得いかない点』について解説していきますね。

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目次

【美女と野獣】最後の結末やラストは納得いかない部分はどこなのか

「美女と野獣」はとても素晴らしいストーリーなのですが、SNSを見てみると「納得いかない」という意見が複数見られました。

それでは納得いかないという感想と合わせて、納得いかない理由を考えてみようと思います。

野獣は結局見た目で人を判断している

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これはそもそも最初の設定に矛盾が生じているという意見です。

王子は物語冒頭で美しい魔女に「見た目で人を判断すると、本当の心の美しさを見逃してしまう」と言われ、野獣の姿に変えられてしまいます。

つまり魔女は野獣に「人を見た目だけで判断してはいけない」と教えたかったのです。

しかしお城にやってきたのは村一番の美人と言われるベルでした。

仮にベルが美人ではなく一般的な女性で、それでも好きになったのなら「野獣は見た目で人を判断しなくなった」と確信できます。

ですが野獣は美人なベルを好きになりました。

野獣は、ベルの優しさに惹かれて好きになったのかもしれませんが、ベルが美人な以上「結局野獣は顔で決めたのでは?」と思われるのも仕方ないです。

一方でベルは見た目は野獣でも心が優しい彼が好きになりました。

つまり、本当に見た目で判断しないのはベルだったということです。それでは「美女と野獣」の物語の根幹としておかしいですよね…。

そうなるとやはり野獣の見た目で判断する性格は、治っていない可能性も考えられます。

野獣がハンサムな人間に戻る


映画ラストで「野獣がハンサムな王子の姿に戻る」シーンに納得がいかない人も存在しました。

本来はハンサムな王子に戻る必要はなく野獣の姿のままで良いのです。

それは「ベルが好きになったのは、自分を見つめ直して心を入れ替える野獣」だから。

これは個人的な感想ですが、野獣は永遠に野獣の姿のままで、ベルと暮らしたほうが良かったのではないか?と、私は思っています。

まとめ

・「美女と野獣」の最後の結末に納得できない人は複数いる。

・納得できない理由は次の2つだ。

  1. 野獣は結局見た目で人を判断している
  2. 野獣がハンサムな人間に戻る

・個人的には野獣は野獣の姿のままで良かったと考えている。

 

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