映画『魔女の宅急便』にはトンボという男の子が登場します。

このトンボは『魔女の宅急便』の名脇役といっても良いほど、かなり重要な人物です。

しかしなぜ彼は「トンボ」という不思議な名前をしているのでしょうか?

この記事では『トンボの名前の由来・苗字・本名などフルネーム』について深堀していきますね。

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目次

【魔女の宅急便】トンボの名前の由来は設定されていない


原作の『魔女の宅急便』でもアニメ映画でもトンボの名前の由来は設定されていません。

基本的に同作品は名前の由来を設定していない場合が多いです。ちなみにキキも由来の公式設定はありません。

そのため私がトンボの名前の由来を考察しようと思います!

トンボの名前の由来を考察

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個人的にトンボの名前の由来になったのは虫のトンボだと考えています。

私がこのように考えた理由は次のとおりです。

ここがポイント!

トンボの特徴と虫のトンボとの共通点
  1. 赤と白のシマシマの服を来ているから
  2. 大きな眼鏡をかけているから
  3. 飛行船やプロペラ付き自転車など飛ぶことに興味があるから

それでは一つずつ見ていきましょう。

トンボは赤と白のシマシマの服を着ているから


魔女の宅急便におけるトンボは赤色と白色の縞模様の服を着ています。

この縞模様という点は虫のトンボが持っている縞模様と共通しています。ちなみに虫のトンボに紅白の縞模様を持つ種類はいません。

大きな眼鏡をかけているから

虫のトンボの目は複眼と言って小さな目が3万集まったものです。その大きさは小さな体に対してかなり大きいサイズとなっています。

一方で『魔女の宅急便』のトンボは特別大きな目をしているわけではありませんが、大きな眼鏡をかけているのが特徴的です。

考えてみたのは良いのですがこれはかなりのこじつけかもしれませんね(笑)

飛行船やプロペラ付き自転車など飛ぶことに興味があるから


作中でのトンボは飛行船やプロペラ付き自転車を制作するなど、空を飛ぶものにかけてものすごい興味を持っています。

これは虫のトンボが空を飛ぶという特徴と当てはまっています。また虫のトンボの名前の由来は「飛ぶ田んぼ」という説がありました。

トンボの幼虫であるヤゴは田んぼで生息し、成長して成虫になると羽が生えて田んぼから飛び立つからです。

トンボは飛ぶ虫で名前の由来も「田んぼから飛ぶ」ことに由来しているので、魔女の宅急便のトンボのように、飛ぶことに深く関係しているのです。

トンボはニックネームの可能性が高い

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個人的には「トンボ」という名前は友達が名付けたニックネームの可能性が高いと考えています。

その理由は「トンボ」という本名を名付けられている人が実在せず、また海外でも「トンボ」という言葉を別の意味で用いることがないからです。

実際に「トンボ」という本名の人がいるなら、その可能性も否定できませんが、存在しないので可能性は低いと思います。

おそらくトンボは

  1. 赤と白のシマシマの服を来ているから
  2. 大きな眼鏡をかけているから
  3. 飛行船やプロペラ付き自転車など飛ぶことに興味があるから

という特徴から「トンボみたいだからニックネームはトンボにしよう!」という風な感じで、友達からつけられたのだと私は考えています。

作中でも「トンボ」とずっと呼ばれているので、本人も嫌ではなかったのかもしれません。

さすがに虫と同じ「トンボ」を本名に設定するのは、架空の人物といえども可愛そうですからね…。

トンボには本名や苗字の設定はあるのか


先ほど「トンボの名前はニックネームの可能性が高い」と考察しましたが、彼に本名は設定されているのでしょうか?

次からの項目ではトンボの本名や苗字について見ていきましょう。

トンボの本名はコポリ

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アニメ映画『魔女の宅急便』ではトンボの本名は「コポリ」という設定があります。

「コポリ」という名前を持つ人は実在していないので、あくまでも架空の名前です。

ちなみにコポリという名前の意味も公式には判明していません。

また「コポリ」という言葉を用いる国もないので、個人的には音の響きだけで決定したのだと考えています。

ちなみに名前に「パ行」の破裂音が含まれていると、その印象的に子供に好かれやすいのです。

たとえばポリンキーやポッキー、ポテチなど子供にも人気のお菓子にもパ行の音が含まれていることがあります。

『魔女の宅急便』はもともと同名の児童絵本が原作のため、子供ウケを狙って子供に好かれやすい「パ行」の名前を考えた可能性もありますね!

コポリは苗字なのか名前なのか


私は「コポリ」という本名は、名前ではなく苗字だと考えています。

その理由は作中で「キキがおソノさんに頼まれて、コポリさん家にパンを届ける」というシーンがあったからです。

その場面でキキが「コポリさんていうの?」と言っています。ふつう見ず知らずの他人を呼ぶときは、下の名前ではなく苗字で呼びますよね。

この時点ではキキはコポリさんがトンボということを知りませんでした。

またおソノさんもトンボと深い面識がないので、ご近所さんなので苗字は知っていても、下の名前は知らないのではないか?と考えています。

原作『魔女の宅急便』では本名がない


実は角野栄子さんが原作の児童絵本『魔女の宅急便』では、コポリという本名は登場しません。

そのため完全にアニメ映画オリジナルの設定です。

ちなみに原作版ではずっと「とんぼさん」とさん付けで呼ばれています。

また原作と映画では内容に大きな違いが生じており、角野栄子さんは当初は否定的でした。

しかし、宮崎駿監督と何回か話し合いをすることによって最終的には和解することになります。

トンボの本名の設定は大きな違いではないかもしれませんが、映画化にあたり急きょ設定が考えられた可能性が高いです。

トンボのフルネームの公式設定はない

トンボの本名は映画だとコポリになっているので、先ほどの考察どおりだと苗字は確定です。

しかしそれだと名前が判明していないことになります。公式ではトンボの本名における設定はありません。

そこで実在する海外の名前をもとに複数候補をあげてみました。

ここでは『魔女の宅急便』の街のモデルになったヨーロッパ圏で見られる名前を挙げています。

ここに注目!

ヨーロッパ圏の国で見られる名前
【オーストラリア】
実在する名前 コポリと合わせた名前
オリバー オリバー・コポリ
ウィリアム ウィリアム・コポリ
ジャック ジャック・コポリ
ノア ノア・コポリ
ジェームス ジェームス・コポリ
【ポルトガル】
実在する名前 コポリと合わせた名前
ジョアオ ジョアオ・コポリ
フランシスコ フランシスコ・コポリ
サンティアーゴ サンティアーゴ・コポリ
アフォン アフォン・コポリ
デュアルト デュアルト・コポリ
【スウェーデン】
実在する名前 コポリと合わせた名前
ラーシュ ラーシュ・コポリ
ミカエル ミカエル・コポリ
アンデシュ アンデシュ・コポリ
ヨハン ヨハン・コポリ
エリック エリック・コポリ

ヨーロッパ圏の国に多い名前と「コポリ」という苗字を当てはめると上記のようになります。

あなたはどの名前との組み合わせがぴったりに感じましたか?

私は特にスウェーデンの「エリック」「ラーシュ」、オーストラリアの「ウィリアム」「ジェームス」が合っていると思いました。

これは個人的な意見ですが「コポリ」という苗字には、ポルトガルの名前は合わないように思いますね(笑)

まとめ

トンボの名前の由来は公式では判明していない。

・私はトンボというニックネームは「虫のトンボ」が由来だと考えた。

・映画ではトンボの本名は「コポリ」となっているが、苗字なのか名前なのかは公式では不明である。

 

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