『魔女の宅急便』に登場するジジはキキの相棒で黒猫です。いつも空を飛ぶときも一緒に行動していますね。
そんなジジは暴風雨のなかパイを届けにいくとき「ひげがビリビリする!」と言っていました。
ジジはなぜひげがビリビリしたのでしょうか?
この記事では『ジジのひげがビリビリした理由」について解説していきます。
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目次
【魔女の宅急便】ジジのひげがビリビリした理由は静電気の可能性
ジジのひげがビリビリした理由は静電気である可能性が高いです。
その理由は
- 雷雲の近くを飛んでいること
- 青白い光がジジにまとっていること
から静電気だと考えました。
もし静電気が原因でひががビリビリしたとすると、なぜ上空で静電気が発生したのか。
そこで静電気が発生する条件などについてまとめてみました。
静電気とは
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静電気の仕組みを簡単に解説すると「原子の中に含まれる+と–のバランスが崩れるから」です。
私たちの身の回りで見られる物質はすべて「原子」という、非常に小さな物質が集まって物体になっています。
この原子は
- +の電気を持ったつぶ
- –の電気を持ったつぶ
の2種類で構成されているのです。
原子の中にある+と–の電気は、お互いに打ち消し合っているので、通常なら静電気は起きません。
しかし+と-の電気のバランスが崩れてしまうと、打ち消し合う効果がなくなります。
そうすると、特に冬場に私たちがよく悩まされる「静電気」になります。
つまり「静電気」とは+と–の電気の打ち消し合う効果がなくなり、物質の外に発生した微量な電気ということです。
静電気が発生する条件
一般的に静電気が発生する条件としては
- 接触帯電
- はくり帯電
- 摩擦帯電
という帯電現象が考えられます。
それでは上記の静電気が発生する条件について簡単に解説しますね。
接触帯電
この現象はその名の通り「人が人と触れ合ったり、ものに触ることで起こる」現象です。
接触帯電はやものに帯電していた電気が移動することで発生します。
はくり帯電
はくり帯電は物体を離すことにより起こります。
たとえばラップの場合は芯から切り取るときに静電気が発生します。
摩擦帯電
摩擦帯電は物体をこすり合わせるときに発生します。摩擦帯電の代表的な例を上げると下敷きです。
誰もが下敷きで頭をこする遊びをしますよね。
こすることで+と-の電気の釣り合いが取れなくなり静電気が発生するのです。
雷雲では静電気が発生しているのか
結論からいうと雷雲では静電気が発生しています。そもそも雷自体が静電気が原因となって起こる現象だからです。
雲の中では水のつぶが存在するのですが、これが気流の影響を受けてこすれあったり、ちぎれてはくりしたりします。
すると+の電気と-の電気を持ったつぶに分離して固まり、それぞれの間で静電気が発生することで雷になるのです。
つまり作中でジジが「ひげがビリビリする!」と言ったのは、雷雲の中に含まれる静電気を感じ取った可能性があるということですね。
まとめ
・作中でジジが「ひげがビリビリする!」と言ったのは静電気の可能性が高い。
・静電気は+の電気と-の電気を持った原子のバランスが崩れて起こる現象である。
・雲のなかにある水のつぶが気流により+と-で分離して固まると、それぞれの間で静電気を起こして雷になる。
・つまりジジは雷雲で発生した静電気を感じ取った可能性がある。
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