ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」は海外と思われる王国が舞台として登場します。

全体を見てみると大きな島に住宅が密集しているような感じです。

そんな王国や町の名前は設定されているのでしょうか?

この記事では『作中に登場する王国や町の名前・名称の由来・モデルになった国』について解説していきますね。

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目次

塔の上のラプンツェルに登場する町(王国)の名前はコロナ


ラプンツェルが誕生した町の名前はコロナといいます。

しかし数ある単語の中でなぜ”コロナ”という名前に設定されたのでしょうか?

そこで次の項目ではコロナ王国の由来について見ていきましょう。

コロナという名称の由来

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結論からいうと、コロナ王国の名前の由来はディズニー公式では判明していません。

しかし私はコロナの語源が由来になったのではないか?と考えています。

そもそもコロナの語源はギリシャ語やラテン語で”王冠”という意味です。

また太陽の周囲に見られるガス体も冠状になっているので”太陽コロナ”といいます。

そこで私はコロナ王国の名前の由来は、コロナの語源である王冠や太陽コロナに由来するのではないか?と考えました。

まずは1つ目の意味と王国の関係性について考えてみましょう。

コロナの語源の王冠と王国の関係性


コロナとはラテン語やギリシャ語で王冠を意味する言葉です。

作中でラプンツェルが産まれた町は、ラプンツェルの父親である王様が治めていることになります。

また王様は金色の王冠をかぶっていました。

つまり

  1. 王様が町を治めていること
  2. 王冠は王様の象徴であること

から王国の名前がコロナになったと私は考察しました。

それでは次は二つ目の由来と関係性を見ていきます。

太陽コロナと王国の関係性


太陽の周囲のガス体は冠状になっており、そこから”太陽コロナ”という名称がつけられました。

このように太陽にもコロナの名前がつけられています。

作中でラプンツェルが、自分がさらわれたプリンセスだと気づいたのは、太陽のマークがきっかけですよね。

つまり「塔の上のラプンツェル」は太陽がストーリー上でかなり重要な存在となるのです。

そこで太陽コロナから王国の名前を名付けた可能性も考えられます。

コロナという名前になったのは偶然なのか予言なのか

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”コロナ”と聞くと、最近になって世界中で猛威を振るっている”新型コロナウイルス”を思い浮かべますよね。

そのためネットでは

「新型コロナウイルスの大流行を予言したのではないか?」

「ラプンツェルがコロナ王国から隔離=新型コロナウイルスによる外出禁止を予言していた?」

というような意見がよく見られるようになりました。

これはあくまでも個人的な意見ですが、正直にいうと「予言していた可能性は0ではない」と私は考えています。

その理由は「未来を予言していたとされる作品がいくつか存在するから」です。

一例として同じアメリカで制作された、「ザ・シンプソンズ」というアニメの予言を見てみましょう。

ここに注目!

ザ・シンプソンズが過去に予言したとされるできごと
ザ・シンプソンズのエピソードの内容 実際に起こったできごと
小学校の給食で馬肉が隠し味として加えられる(1994年放送) イギリスのハンバーガーショップで馬肉の成分が検出される(2013年)
長女リサが未来のアメリカ大統領になり、前任の大統領がドナルド・トランプ氏(2003年放送) ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任(2017年)
母親マージがエボラ出血熱に関する本を読み、長男バートは自分が死んでいる絵を描く(1997年放送) 西アフリカでエボラ出血熱が流行する(2014年)
父親ホーマーと長男バートが小学校から排油を盗む(1998年放送) ミズーリ州の飲食店から20万円相当の排油が盗まれる(2011年)

上記のように「ザ・シンプソンズ」では、過去に放送されたエピソードが、後になって実際に起こった事例がたくさんありました。

もちろん「コロナ王国の名前は偶然だ!」と考える人もいるので、個人によって考え方は異なります。

私は予言説のほうが好きですが信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

塔の上のラプンツェルの舞台のモデル


「塔の上のラプンツェル」の舞台にはモデルとなったお城や風習が存在しています。

そこで作中では、どのようなものをモデルとしているのかを紹介しておきますね。

ラプンツェルのお城:モン・サン・ミッシェル(フランス)


ラプンツェルが産まれたお城は、フランスにあるモン・サン・ミッシェルをモデルにしています。

モン・サン・ミッシェルはフランス西海岸にある小島に建設された修道院です。

「西洋の驚異」とも呼ばれるモン・サン・ミッシェルは1979年に世界遺産に登録されています。

もともとこの修道院が建てられた小島はケルト人という先住民が進行する場所でした。

そこに修道院が建設されたのは天使のお告げにあります。

708年に司教が夢の中で「ミカエル」という天使から「この島に聖堂を建てろ」と告げられました。

しかし司教は「これは悪魔のいたずらだろう」と、お告げの内容をまったく信じていなかったようです。

そして2度めのお告げも信じず、三度目のお告げにやってきたミカエルは、司教のひたいに触れて強く命じました。

翌朝目を覚ました司教はなんと、自分のひたいに穴が空いていることに気が付きます。

そしてお告げの内容を信じた司教はこの島に礼拝堂を建設しました。

これが世界遺産に登録されたモン・サン・ミッシェルの起源となっています。

ランタン祭り:コムローイ祭り(タイ)

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コロナ王国では、ラプンツェルの誕生日には必ず「誘拐されたラプンツェルが戻ってきますように」という願いをこめて、国民が無数のランタンが夜空に飛ばします。

このイベントのモデルになったのがタイで行われるコムローイ祭りです。

コムローイ祭りは仏教のお祭りなので、ブッダへの敬意や感謝を込めて無数のランタンを飛ばします。

ちなみにこのランタンの名前がコムローイです。

コムローイ祭りはブッダへの敬意や感謝を表すお祭りなのですが、1年間の豊作をお祈りする収穫祭の一面もあります。

そしてすべてのランタンが無事に空へ放たれると、人々の苦しみも消えてなくなるという言い伝えがあるのです。

そのため厄払いをして魂を清めるという意味もあります。

ラプンツェルが幽閉された塔:トレンデルブルク城(ドイツ)


ラプンツェルは魔女ゴーテルによって、大きくて高い塔にずっと幽閉されていました。

その塔のモデルになったのが、ドイツにあるトレンデルブルク城というお城です。

このトレンデルブルク城は13世紀にディーメル川にある境界に建設されました。

現在ではトレンデルブルク城は地域の象徴となっています。

ちなみに13世紀というと日本では鎌倉時代です。

それだけ古い時代にあれだけ大きなお城が建設されたのは驚きですよね!

また1901年にシュトックハウゼン家がお城を買い取って改築したことで、現在でも宿泊可能なホテルへと様変わりしました。

ちなみにお城には作中の塔のモデルになった38メートルもの巨大な塔があり、ラプンツェルの長い髪の毛をモチーフにしたロープが、窓から吊り下げられています。

まとめ

・ラプンツェルが産まれた町(王国)の名前はコロナという。

・公式では町の名前の由来は判明していない。

・しかし私はコロナの語源となった王冠や太陽コロナが由来になっていると考えている。

・「塔の上のラプンツェル」の舞台のモデルになったものは次のとおりである。

  1. ラプンツェルのお城:モン・サン・ミッシェル(フランス)
  2. ランタン祭り:コムローイ祭り(タイ)
  3. ラプンツェルが幽閉された塔:トレンデルブルク城(ドイツ)

 

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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

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