ピクサーの大人気作品「トイ・ストーリー3」。

この作品は内容も怒涛の展開で楽しいですが、最後にウッディがアンディに向けて謎のメモ書きを残します。

メモの内容を見ると数字と英語が書かれていますが、ウッディは一体何を伝えたかったのでしょうか?

この記事では「ウッディがメモに書いた文字や内容・メモの意味・ウッディがアンディと別れる決意をした理由」について解説していきますね!

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目次

【トイ・ストーリー3】ウッディが最後の貼り紙メモに書いていた文字や内容


ウッディがアンディに向けて残した貼り紙には次の内容が書かれていました。

ここがポイント!

ウッディが書いた貼り紙に書かれた内容

1225SYCAMOREシカモア

ウッディは上記のように数字と英語が組合わさった謎の文字を残していました。

一見すると全く意味が分からない文字列ですが、実はこれにはちゃんとした意味があるのです。

それでは次の項目からは貼り紙の意味について解説していきます。

ウッディが書いたラストの貼り紙メモの意味

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ウッディが残した貼り紙には、ボニー・アンダーソンという少女が関係していることが判明しています。

1225SYCAMOREは女の子ボニー・アンダーソンの住所


実はあの数字と英語が組合わさった文字列は、ボニー・アンダーソンの住所なのです。

ボニーは物語終盤に登場した、アンディからおもちゃを譲られたあの女の子のこと。

ちなみに、トイ・ストーリー3の舞台になっていると思われるアメリカの住所は「○○通りの何番地」という書き方をします。

そのためすべての通りに名前がついているのです。

そこでボニーの住所を詳しく見てみると

1225(番地)SYCAMORE(通りの名前)

ということになります。

つまりボニーは「シカモア通りの1225番地に住んでいる」ということです。

ウッディたちをボニーの家に寄付してほしい意味


ウッディがメモにボニーの住所を記載した意味は、「自分たちをボニーの家に寄付してほしいから」だと私は考えています。

その理由は「ボニーはおもちゃを大切にしてくれる優しい女の子」だからです。

作中でウッディはひょんなことからボニーの家に行くことになりました。

ボニーの家には他のおもちゃもいたのですが、先住のおもちゃはもちろん、新入りのウッディもとても大切に扱ってくれます。

「トイ・ストーリー1」に登場した悪ガキのシドのように、おもちゃを雑に扱ったり改造したりすることはありません。

そんなボニーの優しさを実感したウッディは、ボニーに抱き締められたときに心なしか幸せそうな表情を見せていました。

またシドの悪行を目の当たりにした過去があるからこそ、余計にボニーの優しさが身に染みたのかもしれませんね!

「トイ・ストーリー2」では他人の子供と遊ぶシーンは登場しなかったので。

そのためウッディは「寄付されるならボニーの家がいい」と考えた可能性が高いです。

ウッディはリュックに書かれたボニーの住所を見ていた

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ウッディは木に引っ掛かったあと、偶然通りかかったボニーに発見されて家まで連れていかれましたね。

そしてボニーの家で、ボニーが背負っていたリュックに書かれた住所を一生懸命に記憶していました。

そのためボニーの住所をメモに残すことができたのです。

ボニーの家とアンディの家は近所


ウッディがパソコンでボニーとアンディの家の場所を調べていましたが、偶然にも二人の家はかなり近くにありました。

またアンディがおもちゃを持っていくときに、ボニーの母親はアンディが大学に行くことを知っていましたね。

そのためアンダーソン家とデイビス家は、日頃からご近所付き合いがあったのだと考えられます。

アンディとしても、いきなり見ず知らずの家に大切なおもちゃを寄付するよりも、ふだんから付き合いのあるご近所さんに寄付したほうが安心ですからね。

しかもボニーはおもちゃを大切に扱ってくれる女の子です。

そのため「ボニーに寄付する」という選択は、おもちゃたちにとってもアンディにとっても最善の選択だと私は考えています。

小説版ではメモの内容が直接的な表記になっている


「トイ・ストーリー3」は本編の映画以外にも、ジャスミン・ジョーンズさんが執筆した小説版が存在します。

その小説版ではウッディがメモを書く場面があるのですが、内容が映画とは若干異なっており、次のようにより直接的な内容になっていました。

ここがポイント!

小説版でのメモの内容

シカモア1225番地 ボニー・アンダーソンに寄付

このように小説版でははっきりとボニーの住所であることが書かれていました。

これは私の勝手な感想ですが、映画では間接的でわかりにくかったので、小説版で補完するという形をとったのだと考えています!

ウッディがアンディと別れる決意をした理由を考察

アンディが幼いころからずっと一緒だったウッディ。まさに「親友」とも呼べる存在と別れるのは、ウッディにとって断腸の思いだったと思います。

しかしなぜ、ウッディはそんな辛い思いをしてまでアンディと別れる決意をしたのでしょうか?

それでは次の項目からは、ウッディがアンディと別れる決意をした理由を考察していきましょう。

同じ立場の仲間と離れるのが寂しかったから

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1つめの説として「同じ立場の仲間と離れるのが寂しかったから」という理由を挙げてみます。

ウッディにとってはもちろんアンディも大切ですが、長い期間過ごしてきた仲間も、同じように大切だったと考えられます。

もし仲間たちと離ればなれになってしまうと、二度と話をすることはできませんし、一緒に遊ぶこともできません。

アンディはウッディの「親友」とも呼べる存在です。しかし彼はおもちゃではなく人間。

つまりウッディは”同じ立場の親友”がいなくなることが耐えられなかったのです。

自分をより必要としてくれる子供の家に行くのが最善だと思ったから


個人的にはこちらの説が可能性として高いと考えています。

その理由は「おもちゃにとっては、子供に遊んでもらえることが一番の幸せだから」です。

実際に作中ではサニーサイド保育園の子どもたちと遊ぶときに、恐竜のレックスが「やっと子どもたちに遊んでもらえる!」と大喜びしていました。

このことから、おもちゃにとって子どもと遊ぶ時間はとても楽しいことなのだと考えられます。

ですがアンディは今作で大学生になっておりおもちゃで遊ぶ年齢ではありません。

またウッディは大学についていくつもりでしたが、仮についていったとしても外に出る機会もないですし、当然遊んでもらうことはできないです。

しかし離ればなれになっても、ウッディの心の中にはアンディが、アンディの心の中にはウッディの存在が残り続けることは間違いありません。

そのように悩んだ結果、ウッディはアンディのもとを離れて、自分たちと仲良く遊んでくれる子どもの家に旅立つ決意をしたのだと私は考えています。

まとめ

・ウッディが最後の貼り紙に書いた内容は「1225SYCAMORE」である。

・手紙に書いた「1225SYCAMORE」はボニー・アンダーソンの住所である。

・小説版では「シカモア1225番地 ボニー・アンダーソンに寄付」と、より直接的な表記になっていた。

・ウッディがアンディと別れる決意をした理由は、「自分をより必要としてくれる子供の家に行くのが最善だと思ったから」だと私は考えている。

 

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