ローゼンメイデンにはたくさんの少女人形が登場します。少女人形は別名「薔薇乙女」と呼ばれており、7人姉妹のドールです。

しかし名前はどの人形も読み方が難しくなっています。特に「金糸雀」や「雪華綺晶」は、初見ではなかなか読めませんよね…。

そこで今回は「ローゼンメイデンの薔薇乙女の名前の由来と意味・ドール人形の順番とキャラの読み方」について解説していきますね。

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目次

【ローゼンメイデン】ドール人形の名前の読み方とキャラの順番

『ローゼンメイデン』には7人の人形の姉妹が登場します。

また本編には登場していなくても、アニメやイベントなどでオリジナルキャラが登場したことも。

それでは、7人のローゼンメイデンとその他のドールをすべて紹介していきますね。

ここに注目!

ローゼンメイデンに登場する人形の順番と読み方

【ローゼンメイデン】

生まれた順番 名前 読み方 製作者
長女 水銀燈 すいぎんとう ローゼン
次女 金糸雀 かなりあ
三女 翠星石 すいせいせき
四女 蒼星石 そうせいせき
五女 真紅 しんく
六女 雛苺 ひないちご
末妹 雪華綺晶 きらきしょう

 

【アニメオリジナル】

名前 読み方 製作者
薔薇水晶 ばらすいしょう 槐(えんじゅ)

 

【イベントオリジナル】

名前 読み方 製作者
珪孔雀 けいくじゃく ファッション雑誌のコンテスト企画の一般公募

 

もちろん7人のローゼンメイデンは原作やアニメにも登場します。

一方でアニメオリジナルの薔薇水晶は、アニメ第2期「ローゼンメイデントロイメント」だけでの登場です。

また珪孔雀は原作にもアニメにも登場しません。珪孔雀はファッション雑誌『ゴシック&ロリータバイブル』の企画で誕生しました。

同雑誌では2013年に『第8ドールのデザインコンテスト』が開催されたのです。

そのコンテストでは名前と設定、デザインを一般公募で募集し、見事最優秀賞に選ばれたのがこの珪孔雀でした。

ちなみに珪孔雀はドジっ子という設定です。

【ローゼンメイデン】ドール人形の名前の由来・意味

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ローゼンメイデンに登場するドールは基本的に難しい漢字が使われています。

中には「なぜこんな名前を設定したんだろう?」と思うドールもちらほら…。

しかし原作者のPEACH-PIT先生は、きちんと各キャラの名前の由来も公開していました。

詳しいキャラの名前の由来は『ローゼンメイデン原画集』に載っています。

それではローゼンメイデンの7人はもちろん、アニメやイベントオリジナルの2人にもスポットを当てていきましょう!

水銀燈

水銀燈(すいぎんとう)の名前の由来になったのはその名の通り「水銀」です。

これは水銀燈の「冷酷非情・好戦的・執着心が強い」という毒々しい性格を、人体に有毒な水銀を使って表現しています。

また名前に「とう」の文字を含めることは最初から決まっていました。

そこで、水銀を用いて明かりを灯す「水銀灯」という街灯の名前をもじって、「水銀燈」になったのです。

「燈」にも”ともしび”という意味があるので、元ネタの「水銀灯」とも意味が合致していますね。

金糸雀

金糸雀(かなりあ)の名前の由来になったのは「鳥のカナリア」です。鳥のカナリアも漢字で書くと「金糸雀」になります。

作中での金糸雀はにぎやかでよく喋るコメディ担当キャラですよね。

そして鳥のカナリアもにぎやかに鳴くので、そのイメージから名付けられました。

翠星石・蒼星石

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翠星石(すいせいせき)と蒼星石(そうせいせき)の名前の由来は、完全にPEACH-PIT先生の思いつきの言葉です。

名前自体は思いつきでも「双子なので対になりそうな名前にする」という構想はありました。

そして先生は対称的な言葉を調べましたが、なかなか納得できる言葉が見つからなかったのです。

諦めて寝ようとしたときに、急に「翠星石・蒼星石」という名前を思いつき、三女と四女の名前に決定しました。

真紅

真紅(しんく)の名前は「真っ赤なバラの花びら」が由来です。

他の姉妹は複雑な名前のキャラが多いですが、先生は「メインとなるドールだけは単純な名前にしよう」と思いました。

そこで、原作のタイトルにも含まれる「バラ(ローゼン)」から「真紅」という名前を思いついたのです。

雛苺

雛苺(ひないちご)の名前の由来は「雛(幼い・可愛らしいの意)+苺」です。

雛苺は六女なのでかなり精神的に幼く可愛らしい人形。

そのため「幼い・可愛らしい」という意味を持つ、”雛”の漢字を使うことは最初から決まっていました。

しかし雛に続く言葉がなかなか思いつかなかったのです。そこで気分転換に商店街に行ったとき、たまたま苺大福が目に止まりました。

そして「雛苺」という名前を思い付いたとのこと。

雛苺の好物が苺大福なのは名前の由来になっているからかもしれませんね!

雪華綺晶

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雪華綺晶(きらきしょう)の名前の由来は「読み仮名なしでは読めない難しい名前にしたかったから」です。

雪華綺晶は原作でかなり謎だらけの人形でどことなく不思議な印象を感じます。

そのため先生は「見ただけで不思議に思う名前にしたい」と考えました。そうして思いついたのが、読み仮名がないと絶対に読めない「雪華綺晶」という名前でした。

薔薇水晶

薔薇水晶(ばらすいしょう)の名前の由来は「誰でも読める名前にしたかったから」です。

薔薇水晶は雪華綺晶のデザインをもとにして、アニメスタッフがデザインを考案しています。

名前を考えていた先生は「名前が読めない雪華綺晶とは対照的に、誰でも読める名前にしたい」と考えました。

そして「薔薇水晶」という名前を思いついたのです。

珪孔雀

珪孔雀(けいくじゃく)の名前の由来はまったく不明です。その理由は「一般公募では名前の由来は決めなくてもよかった」から。

ですが私は「珪孔雀は”珪孔雀石”という鉱石が由来になっている」と考えています。

珪孔雀石とは別名”クリソコラ”とも呼ばれている、ターコイズブルーの色がとても綺麗な、ケイ酸塩鉱物の一種です。

また珪孔雀自身も珪孔雀石と同じ青系統の服装になっています。

もしかすると、珪孔雀の考案者は「翠星石・蒼星石」の名前から、鉱石の名前を用いることを思いついたのかもしれませんね。

まとめ

・ローゼンメイデンのドールが生まれた順番と読み方は以下の表のとおりだ。

【ローゼンメイデン】

生まれた順番 名前 読み方 製作者
長女 水銀燈 すいぎんとう ローゼン
次女 金糸雀 かなりあ
三女 翠星石 すいせいせき
四女 蒼星石 そうせいせき
五女 真紅 しんく
六女 雛苺 ひないちご
末妹 雪華綺晶 きらきしょう

【アニメオリジナル】

名前 読み方 製作者
薔薇水晶 ばらすいしょう 槐(えんじゅ)

【イベントオリジナル】

名前 読み方 製作者
珪孔雀 けいくじゃく ファッション雑誌のコンテスト企画の一般公募

 

・ローゼンメイデンに登場する人形の名前の由来は次のとおりである。

  1. 水銀燈:水銀
  2. 金糸雀:鳥のカナリア
  3. 翠星石と蒼星石:作者の思いつき
  4. 真紅:真っ赤なバラの花びら
  5. 雛苺:雛(幼い・可愛らしいの意)+苺
  6. 雪華綺晶:作者の思いつき
  7. 薔薇水晶:作者の思いつき
  8. 珪孔雀:不明(珪孔雀石という鉱石が由来になっている可能性あり)

 

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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

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