ローゼンメイデンには全部で7人いるドールの姉妹です。その中でも長女の水銀燈は、冷酷で攻撃的な性格をしています。
そんな水銀燈ですがアニメでは腹部や胴体がありませんでした。
なぜ水銀燈の胴体や腹部は存在しないのでしょうか?
この記事では『ローゼンメイデン水銀燈に腹部や胴体が存在しない理由・水銀燈の口癖の意味や理由」について解説していきますね。
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目次
ローゼンメイデン水銀燈に胴体や腹部がない理由
水銀燈で厚塗り練習 pic.twitter.com/63o5UIa8TO
— @Kn_Noir (@Kn_Noir) May 20, 2020
ローゼンメイデンのアニメ1期と2期では水銀燈の腹部や胴体が存在していません。
その理由は「水銀燈は未完成品として誕生したから」です。
また水銀燈は第1ドール(長女)の位置に存在しています。もし水銀燈が完成品とするならば、「第1ドール」という番号はつけないはずですよね。
つまり「第1ドール=失敗作でいらない子」ということになります。妹がいる時点で「自分は完成品ではなかった」ということですからね。
水銀燈の妹たちは6人いるので、水銀燈は「自分は失敗作だった」という経験を6回も味わっているということに。
また水銀燈がアリスゲームの勝利に執着しているのは、「失敗作の自分がアリスになって姉妹の仲を引き裂く」目的があるから。
つまり勝手に作ったくせに自分を失敗作として捨てたローゼンへの復讐ということです。
人形師ローゼンがローゼンメイデンを製作した理由
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「ローゼンメイデン」という人形は、人形師のローゼンが神様への挑戦として製作したものでした。
生命を創造できるのは神様だけですからね。ローゼンは人間でありながら、自分で生命を創造しようと考えたのです。
水銀燈の服装を見てみると逆十字のマークがデザインされていますよね。
そもそも逆十字は「邪悪の象徴・反キリスト教」という意味合いがあります。
ローゼンが水銀燈の服に逆十字を刻んだのは「人間が生命を創造するという、神様に対する反逆の罪意識」が理由です。
またローゼンは長女である水銀燈に、ローゼンメイデン6人分の罪をすべて背負わせようとしたのも、逆十字を刻んだ理由の1つ。
そのため作中で見られる水銀燈の性格は、自身の悲しい出生が原因になっている可能性が高いといえます。
ローゼンメイデン水銀燈に胴体や腹部がないのはアニメオリジナル設定
そういえば水銀燈の胴体って未完成なんだっけ( ˘ω˘) pic.twitter.com/z7kBEwyA68
— 👑アルカード💱 (@N_Alucard_) July 23, 2017
水銀燈が「ローゼンにとっての完成品でない」ことは事実ですが、胴体や腹部が欠損しているのはアニメオリジナルの設定です。
原作では水銀燈の服の中が描かれたことがありました。しかし胴体や腹部も欠損はしていません。
ですがなぜアニメ版では水銀燈の腹部や胴体がないのか。
これは私の意見ですが「水銀燈が未完成品ということを、視覚的により強く表現したかったから」なのではないか?と考えています。
やはり体の一部が欠損していると「未完成品」という印象が強く残りますからね。
水銀燈がジャンクという意味や理由
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水銀燈は作中でよく「ジャンク」という口癖を言っていますよね。
水銀燈が口癖として使っているジャンクには「役に立たないもの・がらくた」という意味があります
ですが水銀燈の口癖がジャンクの理由は明確には判明していません。
しかし私はその理由について、「”ジャンク”という言葉がローゼンメイデンにとって最大の侮辱だから」だと考えています。
人形にとって「がらくた」だと宣言されるのは捨てられるのと同じ意味です。
そのため水銀燈はよく相手を罵倒するときに「ジャンク」と言っていました。
また水銀燈は「自分が未完成品」だという意識が強いので、自分のことを自嘲するときにも同様に使うことがあります。
ちなみに水銀燈は妹たちからジャンクと言われると激怒していました。
これも「自分が未完成品であること」をかなり気にしているので、妹から言われるのは許せないのだと、私は考えています。
水銀燈とマスター柿崎めぐの不思議な共通点
ネット上で誹謗中傷発言はしちゃいけないわよぉ。 pic.twitter.com/ng9Eun6Fam
— 水銀燈 (@suigintou_bot_) May 25, 2020
水銀燈とそのマスターである柿崎めぐには不思議な共通点があります。その共通点とは「両者とも壊れている」という点です。
水銀燈は「未完成品」という意味で壊れていると捉えられます。一方で、めぐは自身を「壊れた人間」と評していました。
めぐは幼少期から患っていた心臓の病気で生きる希望をなくしています。
めぐは「どうせ死ぬから美しく死にたい」という考えに囚われているので、自身を「壊れた人間」と言ったのです。
原作ではこのような理由があり、水銀燈はめぐに共感して彼女のことを大切に扱うようになっていきました。
まとめ
・水銀燈に腹部や胴体がない理由は未完成品として誕生したから。
・水銀燈に腹部や胴体がない設定はアニメオリジナルである。
・水銀燈の口癖であるジャンクには「役に立たないもの、がらくた」という意味がある。
・水銀燈がジャンクという口癖を使う理由は「ローゼンメイデンにとって最大の侮辱だから」だと私は考えている。
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