ローゼンメイデンに登場するドール姉妹たちは、アリスゲーム以外だと仲はよいです。
しかし長女の水銀燈と五女の真紅は、プライベートでも仲が悪くケンカばかりしています。
一体なぜ水銀燈と真紅は仲が悪くなったのでしょうか?
そこで今回は「水銀燈と真紅の過去・水銀燈と真紅の仲が悪くなった理由や原因」について解説していきますね。
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目次
【ローゼンメイデン】水銀燈と真紅の過去は原作とアニメで設定が異なる
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水銀燈と真紅の過去は原作と旧アニメで設定が違っています。
ローゼンメイデンは今までで4回アニメ化されました。旧アニメは1~2期、特別編のことを指しています。
それでは原作と旧アニメでは、二人の過去にどのような経緯があったのかを見ていきましょう。
【ローゼンメイデン原作版】水銀燈と真紅の過去
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水銀燈や真紅を含むローゼンメイデンたちは、「箱庭」と呼ばれる場所で暮らしていました。箱庭はローゼンのアトリエの奥にある場所です。
真紅が開いたお茶会に水銀燈も出席しているので、最初から犬猿の仲ではなかった可能性があります。
ですがそんな2人はひょんなことから、お互いに考え方が相反することが分かり言い争いになりました。
2人が言い争いになったのはお父様(ローゼン)の態度です。
ローゼンはドールの製作が完了したばかりのころは、そのドールのもとに頻ぱんに通っていました。
しかし、時間が経つにつれてローゼンはだんだんとドールの元に来なくなったのです。
このローゼンの態度について水銀燈は「私たちはお父様に捨てられたジャンク」だと主張します。
一方で真紅は「私たちは捨てられていない。生まれてきた意味があるはず」だと反論しました。
【ローゼンメイデン原作版】水銀燈と真紅の仲が悪い原因と理由
YJ原作担当です。漫画公式サイト【公式ギャラリー】更新しました。http://t.co/UuE8r8nCvCアニメ放送までのお時間、是非お楽しみください。
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原作で水銀燈と真紅の仲が悪い原因や理由は「お互いの考え方の不一致」です。
前項目で紹介したように、水銀燈と真紅はローゼンの態度についてもまったく真逆の考え方をしています。
またアリスゲームへの取り組み方も真逆です。
水銀燈はアリスゲームに勝つためなら手段を選びません。実際に、蒼星石のローザミスティカを横取りしていまいた。
水銀燈は「ローゼンへの愛憎」を動機としてアリスゲームに参加しています。
一方で真紅はアリスゲームでは誰も1人にしない、誰も置き去りにしないという考え方です。
また真紅は水銀燈がローゼンへの愛憎で、アリスゲームに参加していることに疑問を抱いています。
その結果、真紅は「自分のやり方(誰も置き去りにせず1人にしないこと)でアリスゲームを終わらせる」という結論に至りました。
このようにお互いの考え方が真逆であるため、時代が進むにつれてどんどんと仲が悪くなっていったのです。
【ローゼンメイデンオーベルテューレ】水銀燈と真紅の過去
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水銀燈と真紅の過去が詳しく描かれたのは、「ローゼンメイデンオーベルテューレ」という特別編でした。
現在の二人からは想像もできませんが、実はアニメ版では二人の関係性はかなり良好だったのです。
胴体がない未完成品のジャンクとして誕生した水銀燈。もともと胴体がなかったので、あまり上手に歩けませんでした。
しかしそんな水銀燈に対して真紅は手をとって歩くサポートをしています。
また二人は仲良くお茶をしたり窓から月を眺めたりしていました。
この様子から二人の仲はかなり良かったことが分かりますね。
【ローゼンメイデンオーベルテューレ】水銀燈と真紅の仲が悪い原因と理由
過去に描いたローゼンメイデンの真紅
色塗りは原作意識で塗りました🥀#ローゼンメイデン #真紅 #絵描きさんと繫がりたい #コピック pic.twitter.com/z8vDR2Rp92— まいたけ🍄 (@maitake_0926) October 13, 2019
アニメ版で水銀燈と真紅の仲が悪くなった理由や原因。
それは「真紅が優しいのは自分を憐れんでいたから」だと、水銀燈が受け取ってしまったからです。
真紅の本来の性格から見ると、水銀燈に優しくしたのは純粋な親切心だったと思います。
水銀燈はアリスゲームで、蒼星石に胴体を真っ二つにされ、その後nのフィールドでローゼンに出会いました。
ローゼンの手によって復活した水銀燈は、真紅に「お父様に会ってきた」と報告します。
すると真紅は「嘘よ。お父様は”アリス”にしか会わない」と言います。
ローゼンにとってのアリスとは究極で至高の少女です。
水銀燈は真紅のこの発言を「未完成品のジャンクである水銀燈が、お父様に会えるわけがない」という意味に捉えた可能性があります。
水銀燈は「今まで憐れまれていたのね」と思い込み、「アリスになるのは私よ!」と真紅に襲いかかりました。
そして真紅がローゼンから貰ったブローチを粉々に砕きます。そして真紅も「ジャンクのくせに…!」と怒りをあらわにしました。
そうして二人の間には決して修復できない亀裂ができてしまったのです。
まとめ
・水銀燈と真紅の過去や仲が悪い原因は原作版とアニメ版で設定が異なる。
・原作では真紅が箱庭で開いたお茶会に水銀燈も参加している。そのため当初の関係性は良好だった。
・しかし徐々にお互いの考え方が真逆だと分かり犬猿の仲になってしまった。
・アニメ版では2人の仲はかなり良く、上手に歩けない水銀燈のサポートをしたり、一緒にお茶をしたりしていた。
・真紅の優しさを水銀燈は「未完成品の自分を憐れんでいる」と受け止めた。
・そして真紅がローゼンからもらった、大切なブローチを破壊したことで2人の関係性に亀裂が生じた。
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