魔女の宅急便では猫のぬいぐるみを届けにいったキキが、鳥の群れと一緒に飛んでいる場面があります。
突風で墜落したキキは卵泥棒だと勘違いされ、その鳥に攻撃されていましたね。
あの場面でキキと一緒に空を飛んでいた鳥は一体どのような種類なのでしょうか?
またその鳥たちと暮らしていた絵かきの女の子には名前があるのでしょうか。
この記事では『魔女の宅急便で登場した鳥の名前や種類・森の中で鳥と暮らす絵かきの女の子の名前』について解説していきますね。
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目次
魔女の宅急便に登場する鳥の種類と名前
あとあと、ムナジロカラスめっちゃ格好良かった……!!
カラスかっこいいよカラス…!
魔女の宅急便の絵描きのオネーサンみたいに「美人だよ、キミ」とか言いながらスケッチしたかった〜 pic.twitter.com/DhFWh6qMcW— しるこ。 (@4luco) October 13, 2015
作中でキキと並んで空を飛んでいた鳥はムナジロガラスという実在するカラスの一種です。
これはあくまでも種類名のためカラスごとの固有名詞はありません。
それではムナジロガラスとはどのようなカラスなのか、生息地や特徴などを見ていきましょう。
ムナジロガラスの特徴
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ムナジロガラスは作中でも見られたように、首のあたりからお腹にかけて白い毛で覆われているのが最大の特徴です。
その変わった特徴から「ムナジロガラス」と呼ばれています。
ムナジロガラスの動画を見た限り、鳴き声は「ガーガーがー」と鳴いているように聞こえましたね。
通常のカラスより若干高い声に聞こえましたが、鳴き声に関しては一般的なカラスとそこまで大差はありません。
ムナジロガラスの生息地
ムナジロガラスはアフリカ大陸やマダガスカルに生息しています。
魔女の宅急便の町中の風景や環境を見る限り、アフリカ大陸をモデルにはしていないと考えられます。
作中の舞台のモデルになった地域はクロアチアやスウェーデン、ポルトガルなどの欧州です。
欧州にムナジロガラスがいる理由は分かりません。
もしかすると宮崎駿監督は、イメージが悪い通常のカラスではなく、オシャレな見た目のムナジロガラスを登場させたのかもしれませんね!
カラスと住む絵描きの女の子の名前はウルスラ
魔女の宅急便よかった!
絵描きの人(ウルスラ?)とキキ声優同じなんだって!?全然分からなかった!
絵描きねぇ…そっちでも良かったかもしれない…油彩画選ばなかったもんなぁ… pic.twitter.com/Rnr8l2Ihqd— ワカバユウキ🌱 (@yukwkb) March 4, 2020
カラスと一緒に森の中で住んでいる絵かきの女の子の名前はウルスラといいます。
”ウルスラ”という名前は公式設定ですが、なぜか作中やスタッフロールでは一切名前が明かされませんでしたね。
それではそんなウルスラはどのようなキャラクターなのか、次の項目で深堀していきます。
ウルスラの性格
魔女の血。絵描きの血。パン職人の血。神様か誰かがくれた力なんだよね。 おかげで苦労もするけどさ。 ウルスラ / 魔女の宅急便 pic.twitter.com/GDXUWXbGpg
— スタジオジブリ名言bot (@jiburicollecti2) January 25, 2020
実際に魔女の宅急便を見てみた結果、私はウルスラについて次のような性格をしていると見受けられました。
ここに注目!
活動的 | 器用 | 明るい |
気遣いができる | しっかり者 | 何事にも臆さない |
ウルスラは19歳という設定です。
主人公のキキが13歳のため比較するとよりしっかり者の印象が強くなりますね。
首元がちぎれかけた猫のぬいぐるみを修繕しているので、絵かきということもあり手先が器用です。あの快活で明るい性格と、裁縫もできる女性らしい部分が強いギャップになっているといえますね!
そしてキキと一緒にヒッチハイクで移動していることから、臆さずにどんなことでも挑戦してみる活動的な部分も見受けられました。
映画魔女の宅急便ではウルスラは生い立ちも何も描かれていません。
かなり謎が多いキャラですが、飛べなくなって落ち込んだキキを励ますなど、年上のお姉さんとしてキキをサポートする重要な役割を持っている人物だと思います!
原作『魔女の宅急便』でもウルスラの名前は登場しない
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実は『魔女の宅急便』はスタジオジブリのオリジナル作品ではありません。原作は角野栄子さんによる同名の児童文学です。
1985年~2009年の20年以上も連載されていました。
私もそうでしたが、魔女の宅急便に原作がある事実を知らない人はまだまだ多いかもしれませんね(笑)
アニメ映画の原作となった『魔女の宅急便』にもウルスラと見られるキャラは登場します。
しかし原作では”ウルスラ”という名前ではなく”絵描きさん”と表記されていました。
そのため、映画でキキのサポートをしていたウルスラだとする明確な証拠はありません。
しかし登場シーンが映画と同じように、キキが落とした猫のぬいぐるみをモデルに絵を描いていました。
なので個人的にはウルスラと同一人物ではないかと考えています。
ちなみに原作では1巻だけの登場のため、映画のように落ち込んだキキを励ましたり、一緒にヒッチハイクする描写はありません。
そのためウルスラは映画になってかなり重要な役割を与えられ、出世したキャラクターだといえるのです。
まとめ
・作中でキキと一緒に空を飛んでいた鳥はムナジロガラスという種類である。
・ムナジロガラスはアフリカ大陸やマダガスカルに生息している。
・森の中でカラスと一緒に住んでいる女の子の名前はウルスラである。
・ウルスラは原作では”絵描きさん”という表記で名前がなく、1巻だけにしか登場していないキャラだった。
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