アニメ「ローゼンメイデントロイメント」では薔薇水晶と呼ばれるキャラが登場します。
薔薇水晶は雪華綺晶とそっくりな見た目をしているドールです。
そんな薔薇水晶はアニメ2期の最後はどのような結末を迎えたのでしょうか?
この記事では『ローゼンメイデン薔薇水晶の結末や最後・原作ではその後どうなったのか」について深堀していきますね。
SponsorLink
目次
ローゼンメイデン薔薇水晶の結末や最後
7.ローゼンメイデン
薔薇水晶 pic.twitter.com/32aEnGIxcr
— パンD (@D19488884) April 12, 2019
薔薇水晶はトロイメントの最後に、光に包まれて体が崩れ落ちるという悲惨な結末を迎えました。
このように薔薇水晶の体が崩れた原因は、「ローゼンメイデンのローザミスティカを体内に取り込んだから」です。
これについてラプラスの魔は「偽りの器には真実の光はまぶしすぎた」と言っています。
薔薇水晶はローゼンが製作した人形ローゼンメイデンではありません。
薔薇水晶は槐という、ローゼンの弟子を自称する人形師が製作した、ローゼンメイデンの偽物です。
つまり「偽物の薔薇水晶にとって、本物のローザミスティカは負担が大きすぎた」ということになりますね。
そのため薔薇水晶は水銀燈、金糸雀、翠星石、真紅の4人のローゼンメイデンを倒しても、アリスゲームに勝利することができませんでした。
しかし偽物とはいえあのローゼンメイデンを4人も1人で撃破している薔薇水晶。
そのため戦闘能力だけを見ればローゼンメイデンよりも相当高いことが分かります。
もし本物のローザミスティカを受け入れるだけの体を備えていれば、薔薇水晶の完全勝利だったということです。
4人がかりでも倒せなかった薔薇水晶に勝てるドールはいませんからね…。
槐は「ローゼンの弟子」を自称していましたが、薔薇水晶の能力を見ると、本当にローゼンの弟子だった可能性も考えられます。
槐が雪華綺晶に操られていた可能性
SponsorLink
薔薇水晶がローゼンメイデンと対決した理由。
それは「ローゼンを超えるために、自分の人形でローゼンメイデンを倒す」という槐の願いを叶えるためです。
しかし『ローゼンメイデン』のファンの中には、「槐は雪華綺晶に操られていたのではないか?」と考えている人もいます。
その可能性が分かる場面はトロイメント最終回の最後のシーンです。
このシーンでは、薔薇水晶が撃破したローゼンメイデンのローザミスティカを持った、ラプラスの魔が登場します。
そしてラプラスの魔は本物の第7ドールである雪華綺晶に会っているのです。
このシーンで「雪華綺晶が姉妹のローザミスティカを手に入れるために槐を操っていた」という可能性が考えられます。
雪華綺晶はどちらかといえば直接的な攻撃よりも精神攻撃が得意なドールです。
そのため、「自身の目的を果たすために他人を操る」という可能性も、完全には否定しきれないと私は考えています。
また薔薇水晶の見た目が雪華綺晶にそっくりなのも、槐が操られていたからかもしれませんね。
薔薇水晶とローゼンメイデンの明確な違い
シャーペンで描きました。
ローゼンメイデンより薔薇水晶です pic.twitter.com/kaLET7X5ib— くろいうさぎ (@snowdrop1010) March 11, 2020
先ほどもお話したように、薔薇水晶はローゼンメイデンではありません。
そのためドールの作りにもローゼンメイデンとかなりの違いがあります。
ローゼンメイデンは人工精霊という小さな妖精とコンビを組んでいますよね。
また、人間でいうところの”心臓”と同じ働きを持つ、ローザミスティカを所有しています。
そのためローゼンメイデンたちは、ローザミスティカの力によって動くことができるのです。
ですが薔薇水晶は人工精霊もローザミスティカも所有していません。
薔薇水晶は製作者である槐に対する想いの強さだけで活動しています。
【ローゼンメイデン】薔薇水晶は原作ではその後結局どうなったのか
SponsorLink
結論からいうと薔薇水晶はローゼンメイデンの原作では一切登場していません。
薔薇水晶はアニメ2期「ローゼンメイデントロイメント」のオリジナルキャラクターでした。
また本人も「ローゼンメイデン第7ドール」と名乗っていましたが、この発言も嘘ということです。
しかし完全にアニメオリジナルキャラというわけではありません。
薔薇水晶の原案は『ローゼンメイデン』の原作者であるピーチピット先生本人だからです。
ちなみにピーチピット先生が描き下ろした薔薇水晶は、トロイメントのDVDBOXに描かれたものだけとなっています。
まとめ
・薔薇水晶の最後は、「本物のローザミスティカを取り込んで体が崩れ落ちた」という、悲惨な結末を迎えている。
・薔薇水晶はローゼンメイデンではないため、人工精霊もローザミスティカも所有していない。
・槐が雪華綺晶に操られていた可能性も否定しきれない。
・薔薇水晶は原作漫画では一切登場しておらず、アニメ版だけのオリジナルキャラクターである。
他にはこんな記事も読まれています!
関連:ローゼンメイデン真紅の最後やその後は?ラストのネタバレを解説
関連:【ローゼンメイデン】水銀燈と真紅の過去は?仲が悪い原因や理由についても
関連:ローゼンメイデン水銀燈に胴体や腹部がないのはなぜ?ジャンクの意味や理由についても
関連:ローゼンメイデン漫画の種類と違いは?新装版と愛蔵版など原作コミックの相違点も
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
SponsorLink